若者たちの衆議院総選挙 -Y.M.C.A-

衆議院総選挙がようやく終わりましたね。皆様結果はどうでしたか?投票には行かれたでしょうか?応援していた人や政党はどうでしたか?候補者の方々にとっては、天国と地獄をみることになったわけですが、結果が決まった限りは、党利党略や己のことは二の次にして国家国民のために政務に邁進していただきたく切にお願いしたいですね。

 ところで今回の選挙では、若者の投票ということが随分話題になりました。今回の選挙での若者の投票率はまだわかりませんが、全体の投票率自体が約55%で低調な結果になっており、若者の投票率もおそらく改善はしていないのではないでしょうか?今回の選挙では、投票率を上げるために様々な媒体や団体で様々な取り組みが行われていましたね。例えばいくつかの質問に答えていくと考え方が一番近い政党を示してくれるアプリや、アーティスト達が自主的に集まって作成した「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」と言った動画も配信されていました。中には、とにかく投票に行きましょう、候補者の選択が出来ていなくても、誰でもいいから投票しましょう、投票しないことは格好悪いことですよ、と言った何がなんでもと発言をされる方もおられましたし、投票したら契約店の割引クーポン発表なんてものもありましたね。

 私はこういった風潮には違和感を感じていて、関心がない人、投票する気がない人については無理矢理投票に行かせる必要はないと考えていています。良識がある人たちからは目を三角にして怒られそうですね。しかし本当は、国会や地方にかかわらず、代議士の選挙は非常に大切で、まさに民主主義の根幹を成していると言うことは私も理解しています。そしてその大切な1票については自分自身の考えを持って投票するべきだとも思っています。投票したい候補者がいなければ白票を投じて、意思表示をすることもできますしそして私たちには投票しない自由というものもあると思っています。そして残念ながら投票に行かなかった人達はに他の人達が決めてくれた結果に、「私は従います」と言っているということでで良しとしなければならないと思っています。 

 私は自由な社会に暮らしていることに感謝していますし、この生活を維持していきたいと思っています。こうした自由な社会を作っていく上で今の選挙制度は非常に重要であることも理解しているつもりです。だからこそ、自分たちの代表である、自分たちの代わりに社会を動かす制度や法律を作ってくれる代議士についてはちゃんとした考えで選択して投票をするべきだと考えています。先日某県で行われた 参議院の補選で、某ユーチューバーに6000票余りの得票がありました。残念ですが日本は自由な社会なので、どんな人でも公民権さえ奪われていなければ立候補できますし、投票も可能です。しかしながら明らかに自分たちの生活や日本の将来を任せることが出来ない、そんな人物にこれだけの得票があるということはちょっとどうなのかなと思いますね。今回の選挙でも最後まで勝者が決まらず、わずか100余りの票差で決着がついたという例もあります。やはり、自由な社会の中でも、投票行動は真面目なものであってほしいと思いますね。

 若者が政治に関心や当事者意識を持ってもらうには、選挙が我々投票する側にとっては非常に楽しいイベントであるということが周知されることが大切だと私は考えています。こんなことを言うと正しい考えの人たちから、再び髪の毛を逆立てて怒られそうですが、誰も読んでいないこのブログなので問題発言だと知りつつも言ってしまいます。自分が応援している候補者や政党があれば、選挙は本当に面白いですね。選挙後にマスメディアが大々的に取り上げるのは、それだけ多く人達の関心を集めているからであって、本当は選挙法を改正して、アメリカ並みとは言いませんが、選挙前にももっとお祭りのような要素を入れてもいいのではないかと私は思っています。政治に興味のない若い人や、どうせ自分の1票なんてと思っている人たちには、「1票を投じて自分が当事者になったら、これほど面白いことはないですよと」力を込めて言いたいですね。今の若者は実にしっかりしていて、問題意識を持っている人達も多くいると思いますし、今投票しなくても、時が過ぎて行って、政治が自分の生活に直結してくることが実感してくれば、皆さんきちんと投票に行くと思います。おそらく今の日本はある程度恵まれた社会で、多くの皆さんは怒髪天をつくような不満はなく生きていける社会なのではないでしょうか?そんな風潮が投票率全体に反映されていると思いますね。本当は世の中大変な状況で、今すぐ、もしくは今からなんとかしておかなければならないことは沢山あるのですが。そのような現状で若い人たちが前向きに日本の政治や選挙制度、国際関係などについて考えて、話し合えるような世の中に、そして若者が夢や希望を叶えることができる日本であってほしいということが、私の願いです。

Y.M.C.A 軽快なダンスナンバーと共に。日本中の若い人たちへ・・・。

「Y.M.C.A」は1978年に発売されたVillege Peopleの曲で、世界中で大ヒットしました。西城秀樹さんがカバーしたヤングマンでお馴染みの曲ですよね。またMLBファンの方は、ヤンキースタジアムで、5回終了時にグランドキーパーの人たちがこの曲をバックにダンスパフォーマンスをしながらグランド整備をすることでお馴染みだと思います。とても楽しくて素敵な曲なのですが、私は高校生の時に友達からこの曲の本当の意味を教えてもらってびっくりした思い出があります。今ではごく普通のことですが、当時はまだLGBTについては認知されておらず、「ヒデキ大丈夫か?」と思ったものでした。

このような駄文を最後まで読んでくださってありがとうございます。

皆様にとって明日が今日より良い日となりますように。

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