Princessの恋-A Whole New World-
なんの因果で他人が愛し、育てられたる親よりも」有名な都々逸の一句ですが、私は世間を賑わせている内親王と小室さんの騒ぎを耳にするにつけて、この句を思い出してしまいます。
この騒ぎの本質は、色々なことが言われていますが、内親王と小室さんの実家両家間の家族問題であると私は思います。娘を嫁に出す身とすれば、相手の家庭がどのような家庭であるかが当然問題となりますし、ましてや相手の家が金銭トラブルを抱えていてそのことに誠実に対応していないとなれば、親としては「はいどうぞ」というわけにはいきませんよね。ましてやそれが日本国の象徴たる皇族の話であり、その一挙手一頭足が世間からの注目を集めてしまう家ですからね。甚だ不敬なことではございますが我が身に置き換えて考えてみれば「娘よ何故にそんなややこしい奴のことが好きになってしまったんだ」といったところで、秋篠宮殿下、妃殿下の心中、お察し申し上げます。しかしながら何故か眞子内親王は小室さんにご執心で、世間の猛反対にもかかわらず、当然両殿下も周囲の方々も猛烈に反対されたと思いますが、正に一途な乙女心でご結婚の御意思は1ミリも動かすことなく今日に至っています。
秋篠宮様にとっては正に「なんの因果で」と考えてしまうのは仕方がないことであると思いますが、考えてみると眞子内親王にとっては必然であったかもしれません。皇族の家庭生活は制約が多いものであることは想像に難くないですし、一方楽しそうなことは色々と耳に入ってくるのは今の世の中仕方のないことだと思います。眞子内親王が自分の将来についてお考えになられた時に、この何かとしきたりや決まり事が多い世界から、全く違う世界に飛び出していきたいという願望を持ってしまうことは仕方がないことであると思います。不幸なことにそのような状況で小室さんと出逢われてしまったということなのではないでしょうか?
小室さんは眞子内親王にとっては御自分をこの堅苦しい世界から外の世界に導いてくれる王子様のように思えたのかもしれませんね。(なんといってもNew Yorkでの新婚生活です)有名なディズニー映画、アラジンのエピソードを思い出しますよね。しかし皮肉なことにアラジンは映画ではジーニーの魔法で王子様に変身してジャスミン王女と恋に落ちていくのですが、現実の世界では、小室さんは、ジーニーの魔法の力ではなくお母様のかなり強引な力わざで今までのキャリアを築いてきたような感じがします。「もしかしてアラジンは心優しい青年ではなく、ジーニーも邪悪な心を持つ魔法使いで、その邪悪な魔法の力で・・・」、などどあってはならない妄想をしてしまいます。そういった胡散臭さがあるために世間ではこの御結婚は歓迎されてあらず、そのことが不幸なことに秋篠宮家ならず、皇室全般を巻き込んだ騒ぎになってしまっています。
冒頭、私はこの事は家庭間の問題であると申し上げました。通常家庭間の問題であれば、秋篠宮様は力わざで絶対に認めない、無理矢理に諦めさせるという選択肢も取れたかもしれません。その結果二人は駆け落ちをしてみたいな不幸な結果が起きてしまったかもしれません。ところが象族である御身としては日本国憲法の遵守を求められ、ましてや眞子内親王が駆け落ちなどどいうスキャンダルは絶対に避けなければなりません。それ故秋篠宮さまはこのご結婚を認められたのだし(明らかに渋々とですよね)、皇室の各行事は行わないという苦渋のご決断をされたのだと思います。なので世間がどうのこうの言ってもこの御結婚は成就するのだろうし、だとしたら私は真子内親王が(小室さんはどうでもいいや)お幸せになって欲しいと切に願います。ご幼少の頃からTV等でその成長も目の当たりにしてきた眞子内親王に対する親近感は日本国民全員が共有していることだと思いますし、ご成長された折には数々の御公務もこなしていただきました。どうしても心から祝福できないご結婚ではありますが、またどうしてもその胡散臭さを拭い去ることができない小室さんですが、せめて眞子内親王に幸せな日常が訪れますように、また内親王が納得をした日々を送れますように心から願っております。
A whole new world
princessにとっての新しい世界が、輝きや煌きが広がっていく世界でありますように願って・・・。
このような駄文を最後まで読んでくださってありがとうございます。
皆様にとって明日が今日より良い日となりますように。