黄昏宰相の通信簿 -Fool To Cry-
岸田総理が自民党総裁選に出馬しないというニュースが飛び込んできたのは、8月14日の早朝でした。岸田さんが今期限りで首相の座を退くのではないかという憶測は、以前より話題になっていましたが、それにしても、根回し無しでいきなりの記者会見というのはあまりにも唐突でしたよね。しかし私は、「いかにも岸田さんらしい振る舞いだなあ」と妙に納得していました。退任会見では、政治資金をめぐる政治とカネの問題を中心とした自民党に対する国民の不信に対して、組織の長として責任を取るといった内容の事を語っていましたよね。そして、自分が首相として行って来た株価上昇や賃金アップなどの成果を自慢たらしく語っていましたね。つまり、自分はきちんと成果を上げて来て何も悪くないのだけれど、出来の悪い部下の責任をとってやめるのだと暗にほのめかしているのですね。いかにも“いい恰好しい”の岸田さんらしい言い草だと思いますね。
岸田総理に対する私の評価は辛口で、「このヒトには、とてもじゃあないが日本の舵取りを任せられないな」と思っていました。この駄文でも悪口ばかりを書いていて、岸田さんは世間の顔色ばかりみている信念がない男(Chameleon)で、検討ばかりしていて何も決められないやる気がない男(Lazy)だといった具合に散々にこき下ろしています。挙句の果てには、好人物という仮面の裏に自分の為ならどんなことでもやってしまうというポピュリストの顔を隠しているStrangerだとまで書いてしまって、本当に身も蓋も無い言い草で失礼千万ですよね。私が悪口ばかり言っているせいではないと思いますが、岸田内閣に対する支持率も下がりに下がって、直近では20%前後の低支持率が定位置になっていました。私は偏屈でひねくれた人間なので、こんな状態になると逆に、「一応結果は残しているから、岸田内閣もありだよね」と思うようになっていました。そこで、上から目線で失礼極まりない行為だとは思うのですが、この機会に岸田総理の政権運営について勝手に評価をしながら振り返ってみたいと思います。「お前みたいな脳たりんに評価なんぞされたくないわ!」と岸田さんからは怒鳴られそうですが、散々憎まれ口と悪態をついてきた罪滅ぼしという事でご容赦いただきたいと思います。
経済についての点数は75点、謹んでBを進呈したいとおもいます。岸田さんが総理大臣に就任したのは、新型コロナウイルスが終息に向かっていて、世の中の流れが上向きに回復している局面でした。株価は、総理就任当初は大きく落ち込みましたが、すぐに持ち直して一気に上昇基調に転じました。株価の上昇で庶民の投資に対する関心が上がっているタイミングでの新NISA施行は、絶妙なタイミングでしたね。株価は、一時は4万円を超えるところまで伸張しました。為替も、欧米がいち早く金融引き締めに舵を切った為に一気に円安に針が振れて、輸出で稼いでいる企業の業績は一挙に好転しましたね。その結果を反映して、労働者全体の賃金もアップしています。そして好調な企業の決算を背景にして、昨年の新卒採用は好調で、雇用統計をはじめ経済指標はとても良い結果を示しています。「あんた、なにを寝ぼけた事をいっているのよ!随分と点数が辛いじゃないの。100点満点でSじゃない!」なんて声が広島近郊から聞こえて来ます。しかし、残念ながら景気が良くないのです。円安と国際社会の不安定化を原因としたエネルギー輸入価格の高騰の為に、庶民はガソリンや電気・ガスなどの社会インフラの値上げに苦しんでいます。そして、その影響は食料品や生活必需品にも波及して、私達は深刻なコストプッシュ型のインフレに悩まされています。それは、生半可な賃上げでは追いつかないレベルで私達の財布に痛みを与えています。岸田内閣はその対策として、ガソリン元売り各社と電力・ガス会社への補助金という形での手当てはしているのですが、それは抜本的な解決策にはなっていないと私は思っています。
外交については60点でC、ぎりぎりで合格点です。岸田さんからは、「私を誰だと思っているんだ!外交の岸田だぞ!私は、広島サミットを成功させたし、命を懸けてウクライナにも行って、ゼレンスキー大統領とも会って来たんだぞ!」と目を三角にして怒られそうですね。確かに外交についてはそれなりの成果を上げていると思います。日米関係については盤石です。岸田さんがアメリカ議会で行った演説には、スタンディングオベーションで応えて貰っていましたね。G7を中心とした西側諸国との関係も、QUADを含めて堅調であるようです。広島サミットでは、議長国としてG7首脳共同宣言をまとめ上げて、日本の存在感を世界に示すことが出来ました。私が最重点項目であると思っている近隣諸国との関係構築についても、及第点だと思います。特に、日韓関係が好転した事は、両国にとって喜ばしい事ですよね。韓国の政権交代で韓国大統領府から頭がおかしい連中が退場した事は、日本にとっては慶事でした。しかし、最重要課題である日中関係については、残念ながら進展はしていません。福島原発処理水放出による影響で、むしろ後退しているように感じます。しかしそれは、現状では欧米、特にアメリカによる対中政策がとても厳しいので仕方がないのかもしれません。一方で、台湾とは良好な関係を維持していますよね。半導体ファンドリーの巨人、TSMCの熊本への誘致も成功して、関係は盤石になっています。北朝鮮とロシア両国については、なかなかに難しい状況ですね。拉致問題が進展していない事、そしてウクライナ戦争の停戦に向けて日本外交が存在感を示すことが出来ていない点は大いに不満なのですが、両国共にキ印の指導者が国を動かしているので難しい状況ですね。こうして振り返ってみると、60点という点数は不当に低い評価である様に思われます。「何を寝ぼけたことをいっているのよ!100点満点じゃないの!あんた、頭がおかしいんじゃないの!」という金切声が、永田町2丁目から聞こえてきそうですね。
確かに岸田さんは、外交においてきちんと結果を出している様にみえます。しかし、詰めが甘いのです。広島サミットでは、岸田さんのライフワークである核兵器削減、廃絶が、隠れたテーマになっていました。そして、各国首脳に、戦争の悲惨さと核兵器がもたらす惨禍を実際にその目に焼き付けてもらう為に原爆資料館を見学してもらった事は、大変に重要な意味を持つ大きな成果であったと思います。であるならば、何故長崎の原爆慰霊祭では、G7各国大使は参列を拒否したのでしょうか?核兵器による惨劇を二度と起こさないという誓いを行うセレモニーよりも、ミサイルを見境なくぶっ放して、罪のない子供や老人、女性達の命を奪い続けている野蛮な国のメンツの方が大事なのでしょうか?何故岸田さんは、参列を拒否した国の大使を呼びつけて、「おまえらなめてんのか?」と説教をしないのでしょうか?どの口が「長崎市の行事なので、ワシらは関係ないけんね(意訳)」なんて他人事のような事を言っているのでしょうか?ご自身のライフワークに対する拘りはないのでしょうか。こんな具合では、岸田さんの外交には芯がない、ふにゃふにゃ外交に思えてしまいます。岸田さんには「ばらまきメガネ」という有難くないあだ名がつけられていて、外遊した際には必ず多額の援助を約束して帰って来ます。外交で“いい顔”をして来るのは結構なのですが、海外首脳とのディールでは、出すばかりで、何かを獲得して帰って来たという印象は極めて希薄です。「Give and Take」ではなくて「Give and Give」に見えるのです。こんな塩梅では、外交の岸田なんて言って鼻を膨らませているのがちゃんちゃらおかしくなってしまいますよね。
安全保障に目を向けると、目を見張る様な成果が得られています。こちらは90点で、Sを謹んで進呈致します。岸田さんは、昨年末に行った安保3文書の改訂で、日本の安全保障について専守防衛という従来の考え方から転じて、抑止力としての反撃能力を敵基地攻撃能力も含めて認めるという方向に舵をきりました。防衛費のGDP1%堅持という枠組みについても2%までアップして、NATO諸国並みの水準にまで持ち上げると宣言しています。この二点に関しては、日本の国家安全保障戦略の歴史的転換を成し遂げたと、保守の人達からは拍手喝采を送られています。経済安全保障についても、法案を可決して一定の結果を出しています。私は、専守防衛という考え方には賛成の立場ですが、丸腰では日本は守れないと思っています。国民と国土を守る為には、それ相応の力が必要であると考えているのです。そして、持っている力は強い方が、他国からの干渉に対する抑止力になるとも思っています。その伝で言えば、今回の一連の動きは画期的な事ですよね。ロシアによるウクライナ侵攻は、国民に自国防衛の必要性を改めて考えるきっかけになり、安保方針転換のタイミングはバッチリであったとは思います。アメリカやNATO各国からの圧力も相当高かったこととお察しします。脇で見ていると、岸田さんはこうした同盟国や保守の人達にいい顔をしたいが為に、あるいはご自分の地位保全の為に、やけっぱちになって「やっちまえ!」と突き進んでしまった様にみえてしまいます。しかし、やけっぱちであろうが何だろうが、結果は結果ですよね。こんな事は、タカ派と目されていた安倍さんや菅さんでは、到底成し遂げる事は出来なかったでしょうね。レフトスタンドに陣取っている新聞、メディアの人達から、ハト派で安牌だと目されていた岸田さんだからこそ出来た事だと思いますね。
内政については、40点ということで赤点をつけてしまいます。内政での岸田さん肝いりの政策は、少子化対策ですよね。先送りできない待ったなしの問題とぶち上げて、岸田さんは、異次元の対策を行うと鼻を膨らませて言っていました。しかし出てきたものは、従来行って来た政策の焼き直しで、かろうじて異次元なのは予算規模だけであるという、何ともトホホなものでしたね。しかもその財源は、健康保険に子育て支援金を追加して徴収するという姑息なやり方で賄うと言っています。。増税メガネという有難くないあだ名をつけられている岸田さんが、なんとか税金以外から財源の確保をしようしてこんな子供だましのような方法を考え付いたという事が見え見えですよね。なんとも国民を舐めきったようなやり方で、あきれ果てて、開いた口がふさがりませんね。こんな事をやっていたら、国民に愛想をつかされても仕方がないですよね。
岸田さんの任期中には、自民党の屋台骨を揺るがせた2つの大事件、「世界平和統一家庭連合(いわゆる旧統一教会)の問題」と「派閥パーティー券収入のキックバックと、その収支報告書への未記載の問題(いわゆる政治とカネの問題)」がメディアを賑わせていました。私はこの問題が表沙汰になった時、どの議員が嘘つきで無責任な人間であるのか、誰がまやかしとごまかしで国会議員の地位にしがみついてきたのか来たのか、という視点でこの2つの事件を眺めていました。岸田政権のこの問題に対する対応は、世間では大層評判が悪くて、内閣支持率が史上最低レベルまで下がってしまった原因のひとつにあげられています。しかし私は、岸田さんはよくやったと思っています。岸田さんは、旧統一教会問題が発生した際に、後先考えずに速攻で「全ての関係を断つ」と宣言してしまいました。派閥パーティー券問題の際も、なんの根回しもなく派閥の解消を言い出しました。又、ご自身の政倫審への出席も、誰にも相談せずに唐突に決めてしまいました。こういった一連の行動は、熟慮をせずに単純に支持率のアップだけを考えただけの安易な行為であると、自民党関係者や政治評論家の皆さんからは言われています。しかしこうした一連の行動は、結果的には、俎板に上げられた国会議員達が、ご自身に関する事を真摯に調べて正直に報告できる誠実な人間であるのか、それとも適当な報告をする、あるいは嘘で固めた報告をする不誠実な人物であるのかという事をあぶり出すリトマス祇の役割を果たしたと私は思っています。まさに、ポピュリストの面目躍如といったところでしょうか。しかし、今回の事件で、泥沼の底から引きずり出されてきたド腐れ議員連中に対する自民党としての処分が大甘であったので、残念ながらこのケースでの加点は無しという事でご容赦願いたいと思います。
内政の赤点献上に関しては、「あんたの目は節穴なの?!うちの岸田は原発の増設や再稼働の道筋をつけて、我が国エネルギー政策に大きな貢献をしているのよ!馬鹿も休み休みにしなさいよ!」と怒鳴る声が公邸の台所から聞こえてきます。原子力発電所の稼働については、今尚議論が分かれているところです。野党の人達は、原発ゼロを声高に叫んで、原発反対論者達を煽りに煽っています。しかし誰がどう考えても、我が国の電力需要を再生エネルギーだけでは賄えないという事は明らかですよね。電力の需要は、データセンターの開設やAIの普及を前にして、今後増大していく事が確実視されています。そして、従来の化石燃料を用いた発電については、気候変動への国際的な総意とエネルギーを100%輸入に頼っているという我が国の現実から、見通しは暗い状況です。そう考えると岸田さんのこの選択は、私達の生活を守ってくれるであろう重要な決定でしたね。怒鳴り声の主に免じて65点のCに修正します。
以上を鑑みて私の独断と偏見で纏めさせて頂くならば、総合評価は75点でBになりました。優良可でいうならば良ということで、いかにも小市民顔で、安全運転に終始して如才なさそうな岸田さんにぴったりな点数だと私はひとり悦に入っています。岸田さんの奥様からは、「あんた、いい加減にしなさいよ。どう考えても優じゃないのよ!しまいにはシバキ回すわよ!」というお𠮟りを頂戴しそうですが、皆さんはどう思いますか?こうやって項目ごとに得られている結果についてきちんと考えてみると、意外と世間で喧伝されている評価とは違ってくると思いませんか?少なくとも岸田さんは、在任中にきちんと仕事はやっていて、100点満点ではないものの、それなりの成果を出してくれています。私達は、大マスコミ様達が報じている事が、そして彼らが行っている世論調査という代物が、如何にいい加減で危ういものであるかという事を、心に留めておかないといけないのかもしれません。私もご多分に漏れずマスコミ様の報ずるところを鵜吞みにして、岸田さんに対して散々悪態をついてきました。私は岸田さんにお詫びをしなければなりませんね。
岸田さんは、間違いなくLazyではありませんでしたね。「先送りが出来ない問題に一つ一つ取り組んでいく」と九官鳥の様に繰り返していた通り、これまで積み残されてきた問題に取り組んでくれました。Chameleonというのは当たっているのかもしれません。岸田さんからは、ご自分の信念に殉ずるという心意気は感じられませんでした。長崎の件や政治とカネの問題でも明らかなように、簡単に妥協をしてしまうところがあるように私には感じられました。しかし、持論に固執する事で大きな問題に発展しそうな案件や、様々な意見があって結論が出そうにない問題に対して柔軟に対処していく事は、リーダーには必要不可欠な素養ですよね。臨機応変に己の行動を変える事ができるという事は、指導者の重要な資質なのかもしれません。リーダーが、二百三高地で正面突破に拘って多くの将兵を失った乃木希典みたいな人物では困ってしまいますよね。岸田さんが外面を気にしている“いい恰好しい”な人物だという私の見立てには、皆さん異論はないと思います。そして、好人物である事も間違いないと思います。国会質疑の場においても、サルより頭が悪い野党議員からの知能指数0の質問に対して、声を荒げる事はありませんでした。しかし、ご自身に火の粉が降りかかりそうになれば、たとえ最愛の人物であっても泣いて馬謖を斬る怜悧な面もきちんと持っていましたね。表と裏の顔を使い分けるStrengerという点についても当たらずも遠からずといったところでしょうか。
私は、今日本は、今後も現在の社会の仕組みを維持したまま緩やかに衰退の道を歩んで行くのか、それとも社会のシステムを大幅に転換するチャレンジの道に進んで行くのかを選択しなければならない重大な転機にあると思っています。そして世界に目を向けると、各国の指導者たちは、西も東も、北から南まで己の利益と保身ばかりを考えているクズの様な輩ばかりで、対立と紛争に明け暮れている弱肉強食のジャングルの様な嫌な場所になり果てています。その様な中で我らが岸田総理は、信義や仁愛の心を失うことなく、中庸ながらも大過なく日本の舵取りをやり遂げてくれたと思っています。いずれにしても、岸田さん、内閣総理大臣としての職責をご苦労様でした。心から御礼申し上げます。本当に大変な時期に重たい職務をやり遂げてくれました。おそらく毎日が重圧のなかで眠れない日々であった事とお察しします。そして、数々の無礼な発言についても心からお詫びいたします。今世間は、自民党総裁選で騒がしくなっていますが、岸田さんには、とりあえずこの騒ぎからすこし離れたところに身を置いて、ゆっくりと休んでいただきたいですね。公私共に支えて下さっている奥様と一緒に、旅行でもいかがですか。海外では気が休まらないかもしれませんね。奥飛騨はいかがですか?武田信玄が戦の傷をを癒したといわれる名湯は、総理在任中に染みついてしまった政界の汚らしいアレやコレやを、そして激務で積もり重なった心の痛みと体の疲労を綺麗に洗い流してくれる筈です。
Fool To Cry:外では働き詰めの毎日で、自分の感情は家族の前でしか出せない日々。黄昏の時を迎えた宰相に感謝を込めて・・・。
Fool To Cryは、The Rolling Stonesが1976年にリリースしたアルバム、“Black And Blue”に収録されている曲です。邦題は「愚か者の涙」。ミック・ジャガーの渋くてウエットな歌声に、キース・リチャーズのワウを効かせたギターが絡みついてくる、とても素敵なバラードです。タイトルを見た岸田さんの奥様から、「あんた、全然反省してないじゃないの!言うに事欠いて愚か者とはなんなのよ!」と再び苦情を言われそうですね。しかし、美しいメロディーで彩られたこの曲のLyricでは、仕事に疲れ切った男が、自宅に帰って緊張から解き放たれて、思わず涙を流してしまう様子が描かれています。そして、愚か者というタイトルは言葉足らずで、Foolは最愛の娘、そして心を許している恋人や友達が涙する男に向かって「おバカさんね」「ば・・か」「馬鹿だなあ」「ア・ホ・・」とやさしく語りかける一言を意味している様です。私は、このLyricの様に、外ではいい人である事を演じている岸田さんは、自宅で奥様を前にしてはじめて自分の感情を出すことが出来るのではないか、と想像してしまったのです。今回は、岸田さんの奥様に数々のお怒りの言葉と共にご登場いただきましたが、もちろん全て私の妄想です。岸田さんの奥様は、とても感じがいいご婦人で、間違ってもこんなはしたない言葉遣いはしませんよね。奥様については、折に触れて色々な媒体で拝見をした事があり、まさに内助の功といったそのお姿から、岸田さんの良き相談相手になっている事と推察しました。もしかしたら、この曲の様に目の前で涙する岸田さんをやさしく慰めるといった光景もあったかもしれませんね。奥様にも数々の失礼を心からお詫びいたします。平にご容赦ください。
このような駄文を最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
皆様にとって明日が今日より良い日になりますように。